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2024.09.27
職種一覧

化粧品販売員の仕事内容は?メリット・デメリットやどんな人に向いているかを解説

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美容やメイクに興味がある人から人気の高い化粧品販売のお仕事。たくさんのコスメ・化粧品に囲まれて働く、華やかな職場というイメージがありますね。
ショッピングモールや駅ビル、ドラッグストアなど身近な場所で見かける化粧品販売のお仕事ですが、実際のところどのような仕事内容で、どんな人に向いているのでしょうか。
化粧品販売員の仕事について、メリットやデメリットとともに紹介していきます。

化粧品販売員ってどんな仕事?ビューティーアドバイザー(美容部員)との違いは?

化粧品販売員のメインとなる仕事は、お客様にメイク方法やスキンケアに関してカウンセリング(アドバイス)しながら商品を販売することです。お客様の肌に直接スキンケアやメイクをして使用感を紹介するタッチアップも含まれます。
同じく化粧品を取り扱う仕事に「ビューティーアドバイザー(美容部員)」があります。
化粧品販売員とビューティーアドバイザーは、ブランドや店舗により呼び方や一部業務が異なることもあるようですが、明確な違いはなく、いずれも化粧品を販売する仕事ということに変わりはありません。
ここではビューティーアドバイザーを含めた化粧品販売員の仕事内容について見ていきましょう。

  • 化粧品販売員 はどんな商品を扱うの?

    取り扱う商品はリップやファンデーションなどのメイクアップアイテムや化粧水や美容液などのスキンケアアイテムが中心です。ブランドや店舗によってはヘアケアやボディケア商品もあります。

  • 化粧品販売員の就業先はどんな場所にある?

    デパートなどにある化粧品ブランドや化粧品のセレクトショップ、ショッピングモールや駅ビルなどのバラエティショップやドラッグストアなどのカウンセリングコーナーなどが主な活躍の場となります。

化粧品販売員・ビューティーアドバイザーの仕事内容

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接客のイメージが強い化粧品販売員ですが、実際の仕事内容はどのようなものでしょうか。具体的に紹介していきます。

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    接客・販売

    化粧品販売員の仕事で最も重要なのがカウンセリングです。お店に並ぶたくさんある化粧品の中から、自分の肌に合うものを見つけるのは簡単ではありません。お客様の希望や悩みをお伺いし、最適な商品を提案します。また、商品をお客様の肌でお試しいただくタッチアップでは、メイクアップの似合う色やスキンケアの使用感を実際に体感していただくことで、購入につなげます。

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    ディスプレイ・清掃

    化粧品販売員の取り扱うアイテムは数も種類も多いので、店内が雑然とした印象にならないようディスプレイを整え、店内清掃やテスターの手入れはこまめに行います 。タッチアップに使うメイクツールも常に衛生的であるようにしましょう。直接肌につけるものを扱うので清潔感のある環境をキープするよう心がけます。

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    レジ・ラッピング

    レジ業務は、支払い方法やポイント付与の有無、会員登録状況など確認事項が多く、慎重に行う必要があります。化粧品はプレゼントとして購入されることも多いため、お祝いの名入れ・刻印サービスなど、お客様の用途に合わせてラッピングができるように準備しておきましょう。

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    商品管理・顧客管理

    店舗在庫の数量確認や発注、納品後の検品やバックヤードの整理整頓といった商品管理全般も重要な業務です。また、接客のイメージが強い化粧販売員の仕事ですが、事務的な作業も多く、売上報告書の作成から顧客情報の管理、DM発送業務まで多岐にわたります。

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    SNS投稿・ブログ投稿など商品PR

    各店舗の化粧品販売員が新商品やおすすめの使用方法を紹介するコンテンツはSNSでも人気です。オリジナルの視点で発信される情報は注目度が高く、集客や売上にもダイレクトにつながります。このようなデジタル分野での販促活動の取り組みも増えています。

化粧品販売員・ビューティーアドバイザーの1日スケジュール

化粧品販売員の勤務は、基本的に店舗の営業時間合わせたシフト制です。
一日の仕事の流れがどのようなものか、時系列で紹介していきます。

  • 9時30分-10時

    営業開始前に出勤し、オープン準備を行います。
    店内の掃除、商品の陳列、在庫補充などを行います。前日の売上確認や本日の売上目標を確認し、釣銭準備などレジ業務の準備も実施。前日からの申し送り事項などもチェックします。

  • 10時-12時

    オープン、営業開始。ご来店のお客様をお迎えします。カウンセリングやタッチアップなどお客様への接客を行いながら、合間で店内の整理整頓や在庫補充などを実施。

  • 12時-14時

    交代で休憩、昼食を取ります。約60分間。

  • 14時-18時

    接客業務。混在状況やスタッフの勤務状況をみながら、商品発注や顧客へのDM発送などバックヤード業務もこなします。30分程度の夕方休憩をこの時間帯に取ることが多いです。

  • 20時-

    閉店業務。売上集計やレジ締めを行います。翌日の営業に向けて、商品陳列や在庫の補充、テスターの手入れなどをします。SNS投稿・ブログ投稿などのコンテンツの準備は閉店後に対応するケースもあります。

化粧品販売員・ビューティーアドバイザーのやりがい・メリット

お客様が美しくなるお手伝いをし、掛けていただく感謝や喜びの言葉が働く上でのモチベーションにつながることが多いようです。カウンセリングの中で提案したメイクを気に入ってくださったり、リピーターになってくださったり。このようなお客様とのやり取りは化粧品販売員・ビューティーアドバイザーの仕事の醍醐味です。

  • ■コスメや化粧品に囲まれて働くことができる
    日々新しい商品が発売される化粧品業界。話題のコスメや最新の技術を取り入れたスキンケアなど、多種多様なコスメや化粧品に触れあうことができます。
    トレンドをいち早くキャッチできるので、美容好きな人にとって楽しみながら働ける仕事と言えるでしょう。また、社員割引を取り入れているブランドも多く、手頃な価格で購入することができます。セールがあまりなく、高価になることも多い化粧品をお得に手に入れられるのもうれしいポイントですね。
     
    ■美容やコスメ・化粧品の知識が身につきセンスが磨かれる
    研修などでメイクアップの技術を磨いたり、スキンケアの知識を深めたりすることができます。メイクのプロや専門家から学ぶことができるので自分のスキルアップにつながります。また、制服着用となる勤務先が多いのも特徴の一つで、ブランドのイメージカラーやコンセプトが反映されたこだわりのデザインです。メイクアップと制服、ブランドの世界観をトータルで身にまとうことで感度の高いスタイルを学ぶことができ、センスも磨かれます。 

    ■高い接客マナーや対応力が身につく
    他の販売の仕事に比べて接する時間が長く、距離も近いので、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、より気をつけなければなりません。さまざまな年代 のお客様が来店されるので接客スキルの幅が広がります。

  • 化粧品販売員・ビューティーアドバイザーのデメリット

    ■立ち仕事で体力が必要
    接客はもちろん、商品の陳列や店内の清掃など、長時間立ちっぱなしになることが多く、想像以上に体力勝負の仕事です。慣れないうちは特に足の疲れがたまりやすいく、毎日のケアが大切です。
      
    ■肌荒れしないようスキンケアが必要
    お客様にコスメ・化粧品をおすすめする以上、自分自身もきちんとしたメイクアップを心がけなければなりません。肌に負担がかかりがちなので、丁寧なスキンケアは欠かせません。

資格は必要?化粧品販売員・ビューティーアドバイザーにはどんな人が向いている の?

化粧品販売員として働くにあたり必須となる資格は特にありませんが、持っておくと知識や技能の証明になるため、就職活動時に有利に働く美容関連の資格があります。
ただ、研修や教育プログラムを通して必要な知識を身につけられるので、資格がない、または未経験でも挑戦しやすい職業です。
では、化粧品販売員向いているのはどんな人でしょうか?

  • ■化粧品やメイク美容に興味があり美意識が高い人
    化粧品やコスメを通してお客様にキレイを届ける仕事なので、興味があることは大前提です。美容に関する情報を積極的に集めて知識を深め、カウンセリングに活かすことができれば納得感が増し、お客様とのコミュニケーションをスムーズに行うことができます。

    ■人と接するのが好きな人
    お客様との会話の中で希望やお悩みを聞き出し、最適な提案をするカウンセリングは、化粧品販売の仕事で大きな割合を占めます。人と接するのが好きなコミュニケーション能力が高い人は、化粧品販売員に向いていると言えるでしょう。

    ■チームで働くのが好きな人
    店舗運営においてチームワークはとても重要です。周りの状況に気を配り、一緒に働くスタッフをサポートして円滑に業務をすすめることができれば、店舗自体の雰囲気も良くなり お客様にも好印象です。協調性がありチームワークを大切にできる人は活躍の場が広がるでしょう。

化粧品販売員・ビューティーアドバイザーの求人の見つける方法は? どうやって探すの?

  • ■インターネットの求人サイトで探す
    自分で希望や条件を入力して求人情報を検索します。情報量が多いので、希望の勤務条件をあらかじめまとめておき、効率よく探せるようにしましょう。

    ■店頭や店舗のSNSで探す
    働きたい店舗が具体的に決まっているなら、直接そのお店の求人情報にアクセスするのもひとつの方法です。その際、勤務条件はよく確認するようにしましょう。

    ■コスメや美容に強い派遣や人材会社に登録する
    人材派遣会社には自分だけでは探せない、一般的には公開されていない求人など、幅広い情報が集まっているので、より多くの選択肢の中から自分の希望や働き方に合った職場を探すことができます。また、契約条件なども希望に合わせて交渉してもらえることがあるので、安心して働くことができます。

最後に

化粧品販売員・ビューティーアドバイザーは、コスメ・化粧品が好きな人にとって、自分の興味を活かしながら働くことができる理想の仕事だと言えます。お客様一人ひとりの悩みや希望に寄り添い商品を提案する仕事なので覚えることが多く大変な側面はありますが、知識を積み重ね経験を積めば確実に スキルアップにつながるため、やりがいをもって取り組むことができるでしょう。扱う商品も多様で、さまざまな働き方が選べる職種です。 自分らしく働ける場所を探してみましょう。

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