レディースアパレル、アパレル販売員など、普段何気なく目にしたり聞いたりする「アパレル」という言葉。何となく洋服関連かな…というぐらいで意外と知らない、という方も多いのではないでしょうか。ここではアパレルとは何か、また、その最前線であるアパレル販売やその仕事内容について紹介していきます。
レディースアパレル・婦人服ってなに？
「アパレル」は衣服や衣料品を意味する言葉です。レディースアパレルや婦人服は、
一般的に女性を対象とした衣料品全般のことを指します。
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レディースアパレルショップにはどんな商品があるの？
「アパレル」は衣服や衣料品の意味を持ちますが、レディースアパレルショップには衣服以外にも、バッグ、靴、アクセサリーなどの服飾小物など、
着こなしをトータルで提案できるアイテムを揃えているショップが一般的です。 -
レディースアパレルショップはどんな場所にある？
百貨店やショッピングモール、駅ビルなどの商業施設や路面店などが中心です。
ターゲットとなる顧客層にもよりますが、基本的にはお客様の目に留まりやすい、
入店して商品を手にとってもらいやすいなどの観点から集客力のある人気のエリアに多く見られます。
レディースアパレル販売員の仕事内容
接客や販売は、自身の知識・センスを活かして、お客様に最適な提案を行うアパレル販売員のメイン業務です。
お客様のお話を聞きながら、コーディネート提案や試着の案内などを行います。
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ディスプレイ
商品のディスプレイは売上や集客に直結する仕事です。より多くのお客様の関心を引くために、客層や季節に合わせてディスプレイを行います。
店舗のメインディスプレイなど、目立つ場所の陳列はお客様の来店動機に影響するので、特に力を入れる必要があります。 -
レジ
購入商品のサイズやカラーに間違いがないか確認してお会計をします。
レジでは合計金額や支払方法の確認、ポイント付与の有無など、注意しなければならないことが多いので慎重に進めることが重要です。 -
商品管理・顧客管理
店舗にある商品在庫の過不足の確認、入荷された商品が発注通りの内容・数量で納品されているかの検品など、商品管理全般も重要な業務のひとつです。
接客業務の印象が強いアパレル店員ですが、意外と多いのが店頭での業務以外のお仕事です。
バックヤード業務と呼ばれ、売上報告書の作成から顧客情報の管理、DM（ダイレクトメール）発送業務まで多岐にわたります。 -
SNS投稿・ブログ投稿など商品PR
ショップ販売員の視点でおすすめの商品や着こなしを紹介するコンテンツはSNSでも人気です。
注目度が高く、集客や売上にもつながるので、新商品や季節のおすすめ商品の情報をタイミングよく発信します。
レディースアパレル販売員の１日スケジュール
レディースアパレル販売員の勤務は店舗の営業時間にもよりますが基本的にシフト制です。
具体的な仕事内容の一例を時系列で紹介していきます。
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9時30分－10時
営業開始前に出勤し、オープン準備を行います。
店内の掃除、商品の陳列、在庫補充などを行います。前日の売上確認や本日の売上目標を確認し、釣銭準備などレジ業務の準備も実施。
前日からの申し送り事項などもチェックします。 -
10時－12時
オープン、営業開始。ご来店のお客様をお迎えします。
比較的落ち着いていることが多い午前中は、接客をしつつ、スタッフ間で分担して納品された商品の確認、お客様への入荷連絡や在庫補充などを行います。
また、ディスプレイ変更もこのタイミングで実施することが多いです。 -
12時－14時
交代で休憩、昼食を取ります。約60分間。
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14時－18時
接客業務。
混雑状況やスタッフの勤務状況をみながら、商品発注や顧客へのダイレクトメールやSNS発信などバックヤード業務もこなします。
90分休憩の場合、16時ごろから30分の夕方休憩を交代で取ることがあります。 -
19時－
閉店業務。売上集計やレジ締めを行います。
翌日の営業に向けて、商品陳列や在庫の補充、清掃などをします。
レディースアパレル販売員のやりがい・メリット
自分の担当したコーディネートが人気になる、売上がアップするなどレディースアパレル販売員のやりがいはさまざま。
中でもお客様との交流にはやりがいが詰まっていると言えます。おすすめしたアイテムを購入してくださったり、顧客になってくださったり。こういったお客様とのつながりは、ダイレクトにモチベーションにつながるでしょう。
この他にもレディースアパレル販売員のやりがい・メリットを紹介します。
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■好きなブランドの服を身につけて働ける
ファッションに興味がある人にとって自分の“好き”を活かせる職場です。
好きなブランドで働けばお気に入りの洋服を着ておしゃれを満喫できるので、楽しみながら働くことができるでしょう。
■コミュニケーション力が身につく
レディースアパレル販売の接客で求められるのは、会話をしながらお客様の希望に合う提案を行い、気持ちよく買い物をしていただくためにお手伝いをすることです。
お客様との会話する機会も多く自然とコミュニケーションスキルがアップします。
■流行に敏感になりセンスが磨かれる
トレンドの先端を走るアパレル業界なので最新情報をいち早くキャッチできる環境です。
お客様や同僚もファッション好きの人が多く、感度の高い人たちと交流を重ねることでお互いに刺激になり、センスが磨かれるでしょう。 -
レディースアパレル販売員のデメリット
■土日の休みがとりづらいことがある
基本的に人手が多くなる休日が書き入れ時となるため、基本的には土日のお休みはとりづらくなります。
土日に休む場合は前もって予定を伝えるなどして調整するようにしましょう。
■立ち仕事で体力が必要
レディースアパレル販売員のお仕事は基本的に長時間立ち続けることが多い業務です。
接客や店頭整理で常に店内を歩き回るので想像以上に体力勝負です。
また、接客だけでなく、納品の処理や、シーズンごとの商品の返送作業などでは商品ラックやパッキンを運んだりする力仕事も多いです。
特に足の疲れがたまりやすく、ケアが欠かせません。
レディースアパレルショップでよく使われる用語
アパレルショップでは専門用語が使われることが多々あります。働いてから戸惑うことがないようにある程度知っておくと安心ですね。
ここでは使用頻度の高いワードをセレクトして紹介します。
働くブランドやショップの入る商業施設によって呼び名は異なる場合があるので一例として参考にしてください。
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■館（やかた）
百貨店やショッピングモールなどショップがテナントとして入っている建物（商業施設）のこと
■客注（きゃくちゅう）
店舗にない商品をお客様の希望により他店よりお取り寄せすること
■プロパー
値引きされる前の正規の価格で販売される定価商品のこと
■B品（びーひん）
正規商品であればクリアしている各ブランドで定められた品質条件をクリアしていない規格外の不良品のこと
■パッキン
荷造りや包装をする（パッキング）ための道具を指し、アパレル業界では主に段ボールのこと
■あんこ
バッグや帽子などをディスプレイする際に形を保つために入れるクッション
使用する際の形に近づけることで、実際の状態が想像しやすい
■ショッパー
購入した商品を入れてお客様にお渡しするショップの袋
レディースアパレル販売員になる方法は？
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■アルバイト・パートで働く
アルバイトやパートは勤務時間や勤務日の融通がききやすく、また、学生や未経験でも採用されやすい雇用形態です。
プライベートとの両立を考えている、または経験に自信がない方にも向いています。
■派遣社員として働く
安定した給与を得つつ比較的自由な働き方ができるのが派遣のメリットのひとつ。
正社員での採用枠が少ない大手や外資系のブランドでも、まずは派遣社員として働き、経験を積むことができます。
また、派遣会社には多様な求人情報があるので、その選択肢の中から、自分に合う職場を客観的な視点で提案してもらえます。
自分の希望や条件に沿った職場なら安心して働くことができますね。
■新卒・中途採用で入社する
高校、専門学校、大学などから新卒採用での入社は、一からアパレルについて学ぶことができる他、最初から社員という立場のため、実績・能力や経験次第でキャリアアップがしやすいといえます。
即戦力としての活躍が期待される中途採用は、同じ業界内での転職だけでなく、異業種からの転職でアパレル店員になるケースも少なくありません。
業界経験の有無に関わらず、これまで働いてきた経験は強みになります。
最後に
レディースアパレルや販売員のお仕事について紹介してきました。
ファッションに関わる人気のお仕事なので、挑戦したいという方も多いと思います。
ただ、いざ働くとなると「未経験でも大丈夫かな」「どんなショップが自分に向いているか分からない」という不安もつきもの。
そんな方はアパレル業界に強い人材派遣会社に相談するのもおすすめです。話をしたうえで、経験や条件に合わせてぴったりの職場を提案してもらえるので安心です。
まずは前向きにトライしてはいかがでしょうか。
