ボディソープやハンドクリームなど日常に欠かせないボディケアコスメ。百貨店やバラエティショップ、ブランドの直営店などさまざまな場所で目にする身近な存在です。新しいブランドやこれまでにない技術で美しさを追求するアイテムが日々登場し、進化し続けています。その最前線であるボディケアコスメの販売員は人気のお仕事です。ここではボディケアコスメショップで働くために役立つ情報をご紹介します。
ボディケアコスメとは?
ボディケアコスメとは、からだを清潔にしたり肌を美しく健やかに保ったりする化粧品の総称です。石けんやボディソープ、ボディクリーム、またヘアケアアイテムが代表格として挙げられます。
-
ボディケアコスメで主に扱う商品や、働く場所はどんなところ?
■ボディケアショップで主に扱う商品
クレンジングアイテムであるボディソープやボディスクラブ、保湿機能のあるボディクリームやボディオイルをはじめ、シャンプーやトリートメントといったヘアケアアイテムも取り扱われます。最近ではネックケアやヒップケアなど部位別専用のケア商品も数多く登場するなど商品は多岐にわたります。ブランドによっては香りを軸に商品を展開していて、一部フレグランス商品などもあります。
■ボディケアショップがある場所
百貨店の化粧品売場や駅ビルやショッピングモールなどの商業施設に多く出店しています。また、路面店というケースもあります。ボディケアショップは人気のエリアや注目の施設で多く見られます。 -
美容部員(ビューティーアドバイザー)との違い
ボディケアコスメの販売員がメインで扱うのは、その名の通り顔だけではなく「からだ」を対象としたケアアイテムです。一方、美容部員は顔を対象としたスキンケアやメイクアップアイテムが中心です。
ただ最近はボディケアブランドがメイクアップアイテムを発売するなどその境界線はなくなりつつあります。どちらも化粧品販売を行う仕事であり大きな違いはないと言えます。
ボディケアコスメ販売員の仕事内容
ボディケアコスメの販売員にはどのような仕事があるのでしょうか?詳しく紹介していきます。
-
接客・販売
ボディケアコスメ販売員は接客がメインのお仕事です。
その中でまず重要となるのがカウンセリングです。お客様の希望や悩みを聞き出し、最適な商品を提案します。そして実際に商品をお客様の肌に乗せて質感や使用感を体感していただくタッチアップを行います。
商品知識はもちろんですが、希望や悩みにどうアプローチできるかなどわかりやすく伝える力が必要です。 -
ディスプレイ・店内の整理
ボディケアコスメは商品の数も種類も多いので雑然とならないようディスプレイを整え、店内の整理整頓に気をつけます。
また、こまめに掃除をしたりテスターの手入れをしたりと、常に衛生的で美しい状態を保ちます。 -
レジ・事務作業
レジ業務は、支払い方法やポイント付与の有無、会員登録状況など確認事項が多く、慎重に行う必要があります。
また、バックヤード業務として、在庫管理や売上の集計、顧客管理などの事務作業も担当します。 -
販売促進活動
新商品や重点商品の展開に合わせて効果的なディスプレイを考えたり、POPを作成したりすることもあります。
この他、店舗の販売員がSNSでおすすめ商品やお気に入りの使い方を発信するなど、デジタル分野での販促活動の取り組みも増えています。
ボディケアコスメ販売員の1日スケジュール
ボディケアコスメ販売員の勤務は、基本的に店舗の営業時間合わせたシフト制です。
一日の仕事の流れがどのようなものなのか、時系列で紹介していきます。
-
9時30分-10時
営業開始前に出勤し、オープン準備を行います。
店内の掃除、商品の陳列、在庫補充などを行います。前日の売上確認や本日の売上目標を確認し、釣銭準備などレジ業務の準備も実施。前日からの申し送り事項などもチェックします。 -
10時-12時
オープン、営業開始。ご来店のお客様をお迎えします。カウンセリングやタッチアップなどお客様への接客を行いながら、合間で店内の整理整頓や在庫補充などを実施。
-
12時-14時
交代で休憩、昼食を取ります。約60分間。
-
14時-18時
接客業務。混在状況やスタッフの勤務状況をみながら、商品発注や顧客へのDM発送などバックヤード業務もこなします。
-
20時-
閉店業務。売上集計やレジ締めを行います。翌日の営業に向けて、商品陳列や在庫の補充、テスターの手入れなどをします。
ボディケアコスメ販売員のやりがい
-
お客様が美しくなるお手伝いをして喜んでもらえる
「肌がきれいになってよかった」「また使いたくなった」といった嬉しいお言葉をかけてくださるお客様もいらっしゃいます。このようなお言葉は販売員にとって何よりの励みになり、モチベーションにつながります。
-
ボディケアや美容、健康に関する最新の知識が身につけられる
ボディケアコスメ業界は日々新しい技術や商品が開発されます。最新情報をいち早く手に入れられ、開発の背景なども知ることができるので、より深い知識を得られます。「美」や「健康」に関する知識は有用なのでさまざまな分野で生かせるでしょう。
-
コミュニケーション力が高まる
カウンセリングからタッチアップまで、接客は比較的長時間になります。
お悩みを聞いたり、商品について説明したり、時にはお客様の近況を伺うなど、お客様に会話を楽しんでいただくこともあります。お客様のご要望を汲み取る力が磨かれ、コミュニケーション力がアップするでしょう。
未経験でもなれる?ボディケアコスメ販売員に向いている人の特徴
-
■美容やボディケアが好き
ボディケアコスメの販売員であれば「美容やボディケアが好き」というのは大切な要素の一つです。好きでなければ、知識も深まらずお客様におすすめすることにストレスを感じてしまうかもしれません。向上心をもって積極的に美容やボディケアに向き合う姿勢が大切です。
■人と接するのが好き
カウンセリングという会話を通して接客を行っていくので、さまざま人と接するのが好き、話をするのが楽しいというコミュニケーション能力の高い人はボディケアコスメの販売員に向いています。
また、「人に喜んでもらうことが好き」「おもてなしが好き」な人もやりがいを感じることができるでしょう。
■チームで働くのが好き
店舗運営はスタッフ同士の協力があってこそ成り立ちます。忙しい時はフォローし合うなど雰囲気の良いショップを作る上でも、チームワークは欠かせません。
ボディケアコスメ販売員になる方法は?
-
■アルバイト・パートで働く
プライベートとの両立を考えるなら、勤務時間や勤務日の融通がききやすいアルバイトやパートが適しています。また、未経験でも採用されやすい雇用形態です。プライベートとの両立を考えている、または経験に自信がない人はアルバイト・パートでの入社を検討してみるのもよいでしょう。
■派遣社員として働く
安定した給与を得つつ比較的自由な働き方ができるので、プライベートと両立させたい人や、ブランクのある人、自分に合った職場を紹介してほしいという人に向いています。また、正社員での採用枠が少ないブランドでも、まずは派遣社員として働き、経験を積むことで、キャリアアップにつながる可能性もあります。
■新卒・中途採用で入社する
高校、専門学校、大学などから新卒採用で入社する場合、一から学ぶことができる他、最初から社員という立場のため、実績・能力や経験次第でキャリアアップがしやすいといえます。
中途採用の場合、同じ業界内での転職だけでなく、異業種からの転職も少なくありません。業界経験の有無に関わらず、これまで働いてきた経験は強みになります。
最後に
ボディケアコスメは日常的に利用するような商品も多く、経験の浅い人でもなじみやすいアイテムを取り扱うのが特徴の一つです。健康にまつわる業界としてこれからますます成長が見込めると注目されています。
美容に興味がある人にとっては好きなことを仕事にできるため、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。
ショップの形態もさまざまなので自分に合った働き方を探してみましょう。