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2022.08.02
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アパレル業界の営業職とはどんな仕事?仕事内容や流れ、向いている人まで詳しく解説

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アパレル業界の営業職は、自社の商品を企業や、百貨店・量販店、専門店などに売り込む仕事です。
本記事では、アパレル営業を検討している人に向けて仕事内容や仕事の流れ、やりがいや向いている人についても解説します。ぜひ参考にしてください。

アパレル営業とは

アパレル営業とは、自社の商品を企業や、百貨店・量販店、専門店などに売り込む職種です。
一口に「アパレル営業」といっても取り扱う商品は様々で、衣類やバッグ、靴、アクセサリー、ファッション雑貨から、生地や繊維、ボタンやファスナーなどの副資材まで、幅広くアパレルにまつわる様々な商材があります。
扱う商材により深められる知識は異なり、専門的な知識が身につくのが特徴です。

また、アパレル営業は大きく分けて2種類、卸営業とOEM・ODMなどの営業に分けられます。
卸営業はすでに手元にある商品を売り込むという形がスタンダードです。
一方、OEMなどの営業は取引先企業のニーズを把握し、そのニーズに向けた商品の企画を行っていくという営業スタイルになり、モノづくりの知識や経験を求められることがあります。
OEM・ODMの営業は取引先との商談から商品企画、生産管理を兼任するケースが多く、卸営業は営業活動に専念することが多いのが特徴です。

アパレル営業の仕事内容

営業の仕事は、自社商材を売り込むだけではなく、関連する様々な業務があります。まずは卸・OEM・ODMに共通する仕事内容を業務別に解説します。

  • 商談・取引

    営業のメインの仕事は、取引先への商品の売り込みです。
    顧客と会話しながらニーズをくみ取り、目的に合った商品を提案します。
    自社商品の知識だけではなく、取引先の状況や売り上げ目標、市場のトレンドについても把握しておく必要があります。

  • 商品部門との調整

    商品を売るためには、商品を作る部門との連携・調整も必要となります。
    新たな商品が出た場合、詳しい商品情報を企画や製造部門から得て取引先に提案。
    発注をもらえた場合には、数量や金額、納期などを調整し、取引先に連絡します。
    また、ヒアリングした意見や要望、市場の動向を企画部門にフィードバックすることもあります。

  • 展示会や受注会の開催

    シーズンに合わせた商品を提案する「展示会」や「受注会」を定期的に開催し、発注を取り付けたり、取引先の意見をヒアリングし、生産量やデザインなどを最終調整することがあります。

  • 売上管理・把握

    自分の売上額を管理し、会社やチームの目標額に対してどの程度進捗しているか把握しておく必要があります。
    企業によって目標の立て方は様々で個人目標がある場合もあれば、チームでの目標が定められている場合もあります。

アパレル営業の仕事の流れ

ここで、アパレル営業職の仕事の流れについてご紹介しましょう。企業により異なるので、あくまでも一例です。

  • アプローチ先検討・営業方針決定

    まずは商品を売り込むアプローチ先を検討します。
    既存の顧客や市場のニーズ、自社商品の動きなど様々な情報をもとに、有効なアプローチ先を選定します。
    続いてどのように営業活動を行うかも検討します。
    アプローチ先によりニーズが異なるので、企業ごとに営業方針を検討します。

  • 商談

    アプローチ先にアポイントをとり、商品の提案をします。
    提案には商品の魅力を伝えるための説明資料や商品動画・写真と、料金を示すための見積書などの準備が必要です。
    すばらしい商品であっても、自社の強みばかりを紹介していては商談は成立しません。顧客の要望に応え課題を解決できる提案となるよう、しっかりとニーズを聞き取り、予算に合わせた提案を行います。

  • 受注・発注手配

    商談を経て受注がもらえたら、次は商品の手配をします。
    顧客の希望に合わせて数量や納品日を確認し、自社の製造部門などと納品スケジュールを調整します。
    納期の遅れは築き上げた信頼関係を損なうことにもなりかねません。関連する部門としっかり連携し、取引先とも連絡をとりながら、詳しいスケジュールを決めていきます。

  • 納品・請求処理

    納期になったら、まずは予定通り納品されたか、納品した商品に問題がないかを確認します。万一、トラブルがあった場合は、できるだけ早く対応しトラブルを解消します。
    請求処理では、受注時にあらかじめ決めておいた請求方法や期日、支払日に合わせて請求書を手配し、支払日には入金があったかを確認します。
    支払日が迫ってきたら、事前に入金を促す連絡をしておくとスムーズです。

  • アフターフォロー・新たな提案

    納品が完了し請求処理を終えた後も営業業務は続きます。
    追加の発注対応や、新たな商品の提案はもちろん、納品した商品の反響や売り上げ推移などアフターフォローを行うことで、新たな受注を喚起します。

アパレル営業の仕事のやりがい・大変なこと

アパレル営業の仕事は、会社に大きな利益をもたらす大切な業務です。しかし、大変なこともあります。
では、アパレル営業の仕事のやりがいについて解説します。

  • アパレル営業の仕事のやりがい

    アパレル営業のやりがいは、目の前の顧客の力になり、取引先企業の売上にも間接的に貢献できる点です。
    顧客との商談を重ねる中で信頼関係を築いたり、提案した商品が顧客の売上につながることは、大きなやりがいと言えるでしょう。
    また商談を通して、多くの人と接することでコミュニケーション能力や臨機応変な対応力が磨かれる点もやりがいの一つです。
    顧客のニーズを引き出すには傾聴が必須のため、商談を重ねるごとにコミュニケーション能力が培われます。
    抱える課題は企業により異なるため、臨機応変な対応力や調整力も身につくでしょう。

  • アパレル営業の仕事で大変なこと

    大変なことは、顧客のペースで仕事が動くため、スケジュールや時間を自分に合わせて調整するのが難しいことです。
    また売上目標など、常に成果を求められることに大変さを感じる方も多いようですが、それをやりがいと捉える方も多くいます。

アパレル営業に向いている人とは?

では、アパレル営業に向いているのは、どのような人でしょうか。アパレル営業に向いている人について詳しく解説します。

  • ■人と接するのが好きな人
    何といってもまずは人と接することや、話すことがメインの仕事です。人が好きで、人に合わせたコミュニケーションを楽しめる人は、アパレル営業に向いています。

    ■ヒアリング上手な人
    アパレル営業は、お客様の要望を引き出す必要があります。
    自分が上手く話すよりも、お客様の話をいかにヒアリングできるかが大切です。人の話をよく聞き、相手の要望を察することが得意な人は、アパレル営業に向いているでしょう。

    ■アパレルの流行りやトレンドに敏感な人
    アパレル商品はどのような商品でも、流行りやトレンドがあり、市場の動きに敏感であることが大切です。
    今どのような商品が流行っていて、どこにニーズがあるのかを掴んでおくと、商談時により良い提案がしやすくなります。
    流行りやトレンドに敏感な人は、アパレル営業に向いているでしょう。

アパレル営業を目指すために必要なスキル

ここではアパレル営業に必要なスキルを解説します。

  • ■コミュニケーション能力
    会社の顔として多くの顧客と接するアパレル営業には、コミュニケーション能力が必須です。
    スムーズに話せる力だけではなく、顧客の話に耳を傾け、ニーズを引き出すヒアリング力も必要です。

    ■提案力
    アパレル営業の最も大切な仕事は、商品を提案し売ることです。
    商品を売るためには、顧客のニーズに合った商品の提案が必要です。提案するためには、商品を深く知り、強みをアピールできる知識も必要となるでしょう。また、提案力には、コミュニケーションの取り方や営業方針の検討・提案の方法など様々な要素が含まれます。
    より良い提案ができるよう日頃から知識を深め、顧客を知ることが大切でしょう。

    ■臨機応変な対応・調整力
    アパレル営業は、商談だけではなく納期調整や請求処理といった事務処理から、関連部門との調整業務まで、幅広い業務に対応します。
    異なる複数の仕事を同時進行することも多々あり、状況に応じた臨機応変な対応力や、商談やスケジュールをまとめる調整力が必要となります。
    日頃から意識して対応力や調整力を培っておきましょう。

最後に

アパレル営業は顧客対応だけでなく、幅広い業務が任されます。
そのためコミュニケーション能力はもちろん提案力、臨機応変な対応力・調整力も必要です。

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